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2010年 04月 09日
渡邉良重さん、藤本将さんのお二人をゲストに迎え、網中いづるさん、都築潤さんの進行でお届けするTIS主催のトークイベントが、7日の夕方開催されました。
あいにくの雨でしたが、満員の会場内。会場の様子を少しだけお知らせいたします。(Y) 左から、網中いづるさん、渡邉良重さん、藤本将さん、都築潤さん。 イラストレーションについて それまで、仕事から帰ってきてからや、休日に絵を描いていたという渡邉さん。 雑誌「イラストレーション」の公募展チョイスに出してみようと思ったのはDRAFTに入る少し前のことだったそうです。(1986年10月号) イラストでの最初のお仕事は、ラコステの雑誌広告。 先輩デザイナーに渡邊さん描いてみたら、と言われたのが一番最初。 スペースが小さくカラーだったことから、この時にはじめて透明水彩の絵具を買ったそうです。 渡邉さん) 初期の頃は鉛筆と絵具を使っていました。 装丁などの依頼がきたときは、実験的に油絵具やパステルを使ってみたり、画材を変えてやっていた時代もありました。ただ、やっていくうちに面倒くさいことが嫌いなんだなとだんだんわかってきて。。。(笑) 透明水彩の良さは、パレットに絵具に残しておいて溶かしてそのまま描けるので、あ、やっぱりわたしはこういう簡単な、面倒くさくない画材が合っているんだなとわかってきました。 網中さん) だんだん色鉛筆になっていかれますよね。モスバーガーのお仕事はすごく憶えています。 渡邉さん) DRAFTでモスバーガーの仕事をやっていたんですけど、わたしはクリスマスのパッケージとかをやっていて、この辺りの時は、最初はイラストレーターにお願いするためにラフを描いてといわれて、描いたものがそのまま「いいよ。これで。」ということになりました。 D-BROS について D-BROSは、最初の1年半ぐらいはデザイナーが入っていなかったそうで、プロデューサーと宮田識さんとで考えていましたが、やはりデザイナーがいないと進めないねっということになり、渡邊さんに声がかかったそうです。 当時渡邉さんは、「プロダクト」に対して何も知らないし、商品なので売れなきゃいけないんだとうなーなどと考え、最初は「あ、いいです」と言ってお断りしたそうです。 ただ、そのころ社内でカレンダーコンペ(年末にお客様に差し上げるおみやげのため)というのがあり、その頃DRAFTは広告が中心だったので、カレンダーコンペは、グラフィックデザイナーとしての表現を楽しめる数少ない機会だったそうで、渡邉さんはそれがすごく嬉しくて、すごくがんばってつくったそうです。 渡邉さん) カレンダーコンペの1年目は一番票が入ってカレンダーを作ったのですが、その時は商品化しなかったんです。2年目のコンペでは、私のには票が入らなくて、別の人のものに票が入ったんですけど、私のと(コンペ1等の方の)2つ作ろうということになり、それが商品化になりました。 はじめての商品(カレンダー)は、、持ってくればよかったですね(笑)。 イラストが全く入っていなくて、色紙を重ねたような、花を包むような薄い紙に文字だけ刷って、色をかさねて、かなりグラフィック的なものでした。 都築さん) イラストレーションといえるものが商品になったのはどんなものがありますか。 渡邉さん) ちょっと仕組あるカードを作りました。 都築さん) 徐々に立体になっていく感じですね。 渡邉) えーっと、いえ、、 カレンダーを毎年作るようになって、四角い箱でくるくる回すとどんどん絵が変わっていくような、子供の遊びであると思うんですけど、、ちょっと立体的な仕組みモノに走っていた時期があったんですけど、飽きちゃったんですね。立体モノをつくるのに飽きて、それで2003年にBROOCHというカレンダーをつくったんですけど、このときに普通に平面で絵が沢山描きたいなっと思ったんですよ(笑)。 最初、日めくりにしようとしたけどお金が合わなくて、じゃー週めくりしようと思ってつくりました。紙を12枚ものよりも沢山使うから、すごく安い紙にしようと思って。 それで安い紙といえば、包装紙なんですね。で、薄い包装紙にしようと思って。 包装紙の特徴はけっこう透けちゃうんですね。で、逆に「透け」を利用して作ろうと思った。 ストーリーを考えるというよりも、どうしたら「透け」がおもしろくなるかなと考えて作っていきました。カレンダーを作り終わって50枚ぐらい絵があったので、それを絵本にしたらどうかという話になりました。(そうしてできたのが、絵本「BROOCH/ブローチ」文:内田也哉子/リトルモア) 都築さん) 藤本さんいかがですか 藤本さん) やっぱり、デザイナーの仕事には制約があって、自分の制約を決めると。そこを逆に利用してアイデアを考えだすのは、ものすごく楽しいですよ。周りの人も含めて、プラス、プラスになっていきますから。 普通イラストレーターというと、絵のみでいかれる方が多いんですけど、渡邉さんもそうだと思いますが、僕もたまたまデザインをやってましたから、あるルールをつくって、そこで何ができるかというアイデアというは、単に平面で描く以上のアイデアが出たりするので、イラストのアイデアを考えるときも、そういった気持ちの切り替えで発想したり、描いていくとすごく楽しくなると思う。 都築さん) そこがまた伝わるから楽しいですよね。 #
by gallery5610
| 2010-04-09 19:02
| 展覧会・イベント
2010年 04月 02日
河野鷹思がデザインしたカメラ「ラメラ」「カロ35E」他が現在展示されている、以前にもラメラを見せていただいた日本カメラ博物館にいってまいりました。
ご周知の通りこちらの博物館では、日本の歴史的カメラのほか、名取洋之助が使用していたカメラや、世界中から集まった名機、名作が展示されていて、カメラの魅力を余すことなく堪能することができます。 では早速展示会場へ (本来、撮影禁止のところを、特別に許可をいただき撮影させていただきました) 「カメラとデザイン」をテーマに、会場内では、レイモンド・ローウィーや、ルイジ・コラーニ、マリオ・ベリーニをはじめとするデザイナーやエンジニアの関わったカメラや、グッドデザイン賞を受賞したカメラ、ファッションブランドとコラボレーションしたカメラなど個性豊かなカメラが展示されていました。 亀倉先生のニコンシリーズと並び、河野鷹思のラメラとカロシリーズが展示されていました。 こちらが、ラジオとカメラが一緒になった「ラメラ」(1959年)。 興和光器製作所(現興和)によるもので、中波(AM)トランジスターラジオと16ミリフィルムを使用した、極小小型カメラです。 博物館所蔵のものは、白と青ですが、他に黒、赤、緑のカラーバリエーションがあったそうです。革のケースもついていて、おしゃれです。 現在の「カメラ+電話」のように、機能をひとつにまとめることの先駆けでしょうか、、ラメラの場合、カメラの相手がラジオだったところに時代を感じさせます。 学芸員の山本さんによりますと、カメラとラジオが組み合わされた複合製品は、ラジオが真空管時代にはなかなか出現しなかったそうで、いろいろなラジオカメラが本格的に作られるようになったのは、トランジスタ型ラジオが普及しだしてからだそうです。ラジオ付きカメラの最初の製品は、米国の「トムサム・ラジオ」(1948年製造)だといわれていて、小型になった真空管式ラジオに、127ロールフィルム使用の二眼レフカメラが組み合わされたものだったそうです。 ラメラは主にレジャー用だったそうで、「ベムカメラ」という名で、海外輸出もされていて、それなりに売れていたそうです。 カロワイドやカロ35Eなど、一連のカロシリーズも河野鷹思のデザインによるもの。 レンズの両脇にあるアールの部分は、製造工程の中でユニット化される部分なので、技術者がデザインした場合ではこういったことはしないそうで、デザイン的なアクセントとしてデザイナーならではの処理の仕方なのだそうです。 これらのカメラ、お隣に展示されているニコンのように箱や説明書は、残念ながら残っていないそうです。 こちらは、河野鷹思がデザインしたポスター「Kallo Camera」。(1957年頃の制作です。) 後日、このポスターのリプリントをカメラと一緒に展示していただけることになりました。 カメラのデザインは、制約の多い大変なものだと改めて思いました。 しかし厳しい制限の中でも、オリジナリティあふれるデザイン、シャッターボタンなどのディティールへの拘りなど、当時のデザイナー達のすばらしい仕事を見る事のできた展覧会でした。 ■日本カメラ博物館特別展「カメラとデザイン」-------------------------------- 〜6月20日(日)まで 詳しくは、日本カメラ博物館まで(http://www.jcii-cameramuseum.jp/) #
by gallery5610
| 2010-04-02 17:16
| スタッフ訪問
2010年 03月 30日
第8回TIS公募受賞作品展がスタートしました。
初日の昨日、夕方よりパーティーと授賞式が行われました。 桜の開花宣言もむなしく、ここ数日の中で特に寒かった昨晩でしたが、ギャラリーは、外の寒さを忘れるほどの熱気に包まれていました。 公募委員長の佐々木悟郎さんより総評のあと、賞状授与へ。 今年は、大賞該当者なし、金賞3名、銀賞2名、銅賞1名という結果になりました。 灘本唯人さんより、賞状と記念品の授与 銅賞の若林夏さん 賞状は、毎年TISメンバーによる手描きのもの。 今年は南伸坊さんによるものです。ギャラリー内のファイルにて賞状のコピーをご覧頂けます。 銀賞 石山好宏さん 同じく銀賞 みずうちさとみさん 金賞のおひとり目は、大久保厚子さん 続いて海谷泰水さん 三人目のチカツタケオさん 受賞者のみなさん 表彰式の後は、懇談会へ。 普段なかなかお目にかかる事のできないTISメンバーの方々を囲み、お話を伺ったり、アドヴァイスをいただいたりとパーティーは佳境へ。 金賞受賞の3名みなさん 大久保厚子さん チカツタケオさん 海谷泰水さん(写真中央・和田誠さんとあずみ虫さんとご歓談中) おまけ だるまも登場! 金賞受賞の海谷さんのお祝いにいらした友人の山田あさこさん。 会場でも人気者でした。 4月10までの開催です。 どうぞお出かけください!(Y) ■第8回TIS公募受賞作品展----------------------------------------------- 〜4月10日(土)まで 11:00〜18:00(日休)入場無料 会期中、トークショーやクリニックなどのイベントもございます。 ○イラストレーションクリニック(先着18名・見学可) 4月3日(土)13:00〜16:30 <講師>伊藤桂司・メグホソキ・矢吹申彦 ○トークショー(要予約/TEL:03-3470-4116 TIS事務局まで) 4月7日(水)19:00〜20:30 <ゲスト>藤本将・渡邉良重 <司会進行>網中いづる・都築潤 ------------------------------------------------------------------------------- #
by gallery5610
| 2010-03-30 15:31
| 5610展覧会
2010年 03月 16日
3月13日 「EXPO’70パビリオン オープニング記念式典」に 当時製作設計に大きくかかわった デスカOB・竹田紀雄氏と参加してきました。 「1970年に開催された 大阪万博で展示されたタペストリーが発見されました。」 それから4年。 タペストリーは「EXPO’70展」の中で広島、東京にて公開展示され 大阪万博から40年の今年、大阪の日本万国博覧会記念公園内に作られた 「記念館」(名称:EXPO’70パビリオン)内にて常設展示されることになったのです。 オープニングのセレモニーは、万博の開催に大きく関わった堺屋太一氏をはじめ、 万博に縁のある想いのあるゲストの方々のお話、そして当時の各館のコンパニオンの制服をリプロダクトしたファッションショーで盛り上がりテープカット後にようやく内覧開始となりました。 タペストリーは 閉幕時から当時のまま保存されていた「スペース・シアターホール」内の壁面に展示され、ガラス越しではありますが 「よろこびの塔」「かなしみの塔」 並んだ2枚を見ることができました。 博覧会終了後から唯一残された建物「鉄鋼館」は 長い間倉庫として 当時の資料の保管庫になっていたそうです。その沢山の資料と共に タペストリーは眠っていました。 華やかなお祭り後の 撤収作業の慌しさ大変さを物語るように、一部が切り取られた形で 部分部分に傷みや汚れもありましたが 製作した㈱龍村美術織物さんの協力で美しくよみがえりました。 ようやく展示場所も定まり タペストリーも喜んでいるでしょう。 細谷巖さんデザインのポスター 大阪テレビからインタビューを受ける竹田氏 今回 記念式典に参加して感じたのは、70年代という時代の勢いと力強さ。 製作に関わった人々の気迫を想像すると言葉では表現できない程です。 このイベントで「未来の生活」として発表されているほとんどを、私達は今当然のように得ている事が、 ひとえに当時からの発想→試行錯誤の研究・開発の成果・・・であることも実感しました。 /Yo #
by gallery5610
| 2010-03-16 17:31
| スタッフ訪問
2010年 02月 24日
2005年4月に東京都立大学を含む4つの大学が統合し、総合大学として開校した首都大学東京。
本展は、そのシステムデザイン学部のインダストリアルアートコース、工藤ゼミの学生10名による卒業制作展です。ゼミを主宰されている工藤強勝教授は、ご周知の通り、デザイン、特にエディトリアルデザインの分野でご活躍されていますが、工藤先生から教訓を得た第一期生達が、どのように作品に取り組んでいったのか、非常に興味深い展覧会となりました。 工藤教授(一番左の方)、末房助教(左から2番目の方)とゼミのメンバー。 会場風景 植木沙奈さん「ENJOY LEARNING!! SERIES-KEY-」 塾の講師をしていた時の経験から、就学前の子供たちに勉強の楽しさ、大切さを学ぶためのシリーズ本が制作されました。 松尾知恵さん「そこのそこのそこ〜あたまのなかのしんかい〜」 モチーフとの関係が薄れていくのではないかという思いから、パソコンを離れ一本一本の線を大切に手書きで描いていった作品。 ビジュアルブックも制作。 勝田亜加里さん「新出版社まめぶんこ」 「人にマメな文庫」という意味からつけられた「まめぶんこ」。 本文を含むすべての装丁に取り組みました。 初見恵里子さん「NYX 仮想リキュールブランド100のパッケージ」 女性のお酒の楽しみ方の幅を広げてほしいという思いから考えられた作品。 人生をテーマとして100の言葉と手のビジュアルで表現されたパッケージ。 太田朝子さん「パターンデザインテキスタイルブランド répéter」 テキスタイルデザインから、アートディレクター、ファトグラファー、プロデューサー等をすべて一人で兼任して制作されました。 大貫悠さん「The Masks」 「仮面(mask)」から物語を膨らませ、ポップなビジュアルで表現。 原田和大さん「映画館のための"Visual Identity"」 家で鑑賞することが多くなった映画。映画と人を結ぶ存在である「映画館」にスポット当て、「映画館」の存続を願う思いから制作された映画館とその中のショップの為のVI。 金澤邦生さん「ダミーフリーペーパー作成」 フリーペーパー、中でも求人広告誌を題材に、3つの読書層に分けて制作。 中野陽平さん「Dance is Language」 ダンスの好きな作者が、「迷惑なもの」というストリートダンスに対する負のイメージを払拭するし広報化をはかるために、ダンスで表される身体の動きや美しさからヒントを得て、アルファベット26文字を制作。 太田美沙子さん「Norræn goðafræði og hönnun」 北欧神話とデザインをテーマに、ヴァイキング時代のルーン文字を使用して展開していった作品。 デザイナーの天野幾雄さんを前に太田さんの説明にも力が入ります。 卒業制作展は2月27日(土)までの開催です。 ぜひおでかけください。(Y) #
by gallery5610
| 2010-02-24 16:31
| 5610展覧会
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