スタッフ便り

多摩美術大学大学院イラストレーションスタディーズ修了制作展2023「キャッチ！」

ギャラリー5610では多摩美術大学大学院イラストレーションスタディーズ修了制作展を開催しています。

指導する高橋庸平准教授のもと、今年は5名の学生がこれまで積み上げてきた日々の創作や研究の成果を披露しています。

展覧会は3月5日までです。春を感じる、嬉しい陽気となりました。お散歩がてらお立ち寄りください。2月27日（月）〜3月5日（日）11：00〜18：00（最終日17時まで）


ギャラリー奥のスパティオでは、グラフィックデザインの修了展にちなみ、河野鷹思がデザインした演劇ポスターや雑誌の表紙を手がけた作品を展示しています。こちらへもぜひ足をお運びください。

武蔵野美術大学大学院陶磁専攻四人ATO「跡・痕・後」

ギャラリー5610では、武蔵野美術大学大学院で学んだ中国からの留学生、蔡雅文（CAI YAWEN）さん、金意陽（JIN YIYANG）さん、呉偉康（WU WEIKANG）さん、王易知（WANG YIZHI）さんによる陶磁器の展覧会を開催しています。

生まれも学んだ場所も異なる彼らが日本の大学で出会い、陶磁器制作の研究を通して切磋琢磨してきた軌跡をご覧いただけます。


展覧会タイトルの「ATO」には、作品に現れた身体の動きや手の跡、陶磁の暁成による痕跡、そして彼らがこれまで歩んできた全ての足跡や傷跡さえもが作品の中にあるという意味が込められています。



それぞれの個性をお愉しみください。




展覧会は29日（日）までです。呉さんが在廊されているときは野点も行なっています。うつわとともにお楽しみください。


●武蔵野美術大学大学院陶磁専攻四人ATO「跡・痕・後」
1月23日（月）〜29日（日）11：00〜18：00

スパティオの常設コーナーでは、やきものや茶の湯にちなんだ河野鷹思の作品を紹介しています。

河野鷹思が装幀を担当した陶磁器作家の作品集をご覧いただけます。

中竹孝行のゼラチンシルバープリント展開催中です。

ギャラリー5610では「中竹孝行のゼラチンシルバープリント展」を開催しています。
会場は、印画紙を使ったフィルム写真が醸し出すモノトーンの階調、静謐の世界が広がります。

広告写真の世界にいらした中竹さんは、数年前に心肺停止状態を経験されました。その時以降、写真との向き合い方が変わったとおっしゃる中竹さん。人物や風景、静物、家族写真、人の手など被写体は様々ですが、どの作品からも対象にまっすぐに向き合う中竹さんの姿勢をうかがうことができます。


展覧会は21日（土）までです。中竹さんは毎日在廊されますので、ぜひ直接お話をされてみてはいかがでしょうか。

●中竹孝行のゼラチンシルバープリント展1月17日（火）〜21日（土）11：00〜18：00（最終日16時まで）

隣接するスパティオでは、写真に関連する河野鷹思の作品もご覧いただけます。河野の作品「KALLO CAMERA」がスパティオ入口の目印です。

「神津善之介 2023 音画展」が始まりました。

ギャラリー5610では、スペイン在中の画家、神津善之介 さんによる「音画展」を開催しています。

個展のタイトル「音画展」は、画家の善之介さんから、音楽家でお父様の神津善行氏への敬意という意味でつけらたそうです。

会場では善行さんが40代前後の頃に書かれたという楽譜の上に、善之介さんが絵を描いた作品が並びます。
善之介さんが画業25年の節目として発表されたこれら新作は、「Resonancia」(スペイン語で共振)と名付けられました。

オープニングではお母様の中村メイコさんもいらっしゃいました。

ご家族での記念撮影。

隣接するスパティオでは、中村正常さん（メイコさんのお父様）のユーモア短編小説「そのときは正しい」（1938年『週刊朝日』掲載）を展示しています。挿絵を当ギャラリーの創設者河野鷹思が担当しており、ふしぎなご縁を感じています。

中村メイコさんにもご覧いただき、戦時中の貴重なお話も伺うことができました。
スパティオの入口にも善之介さんの作品を展示しています。


展覧会は1月15日（日）までです。お二人の共作をお楽しみください。
●神津善之介 2023 音画展1月11日（水）から15日（日）11から18時（最終日は17時まで）

DAM DAM [Atelier] vol.6 開催中です

ギャラリー5610では「DAM DAM Atelier vol.6」を開催しています。

Atelier展は、スキンケアブランドDAMDAMの創設者ジゼル・ゴーさんとフィリップ・テリアンさんのプロデュースによる国内外の作家さんと、DAMDAM製品のコラボレーション展です。毎回そのセレクションが楽しみな展覧会になっています。

本展では、3組の作家さんが参加しています。デンマーク コペンハーゲン出身でロンドン在住のアルフレッド・ブラムセンさんによるハンドペインティングしたオリジナルギフトボックス。
ブラムセンさんは会期中会場にいらしています。
山梨県在中の陶芸家 小林幸一さんによるお香立て。土から芽が出て育っていく様子からインスピレーションを受けて製作されました。


陶磁器の表面を削り、異なる色を出して模様にする化粧掻き落としという技法が用いられています。

テラスではお茶専門店「CHIYA-BA」による本展にあわせてブレンドしたチャイをお茶を販売しています。

明日土曜日までの開催となります。

●「DAM DAM Atelier vol.6」

12月14日（水）〜17日（土）

11：00〜18：00

最終日は17時まで

ギャラリーのガラス扉を出で左手すぐでは「Winter Shop2022」を開催しています。季節の贈り物にぜひこちらへも足をお運びください。