2025年の最後は5610番館から飛び出して、東京都現代美術館で開催されたTABF(TOKYO ART BOOKS FAIR)に<SPaTio+Gallery5610>として参加しました。
今年のTABFは二週にわたって行われ、後半にあたる12/19・20・21の3日間、事前シュミレーションを経て臨みました。初めてのことでしたので種類を多めに準備しました。

SPaTioをコンパクトにしたイメージ。

Gallery5610は1972年にグラフィックデザイナーの河野鷹思(1906-1999)がデザインした<5610番館>の建物内に創設されました。

ギャラリー展覧会関連の作品・商品を扱うショップとして、ギャラリーと同じ1FフロアにSPaTio5610があります。

奥まった場所の中庭に面した明るい環境です。
ここでのみで扱っている展覧会の図録、さまざまなデザイナーやアーチストの作品商品と共に、河野鷹思の作品を展示するコーナーを設けています。


2026年は、河野鷹思生誕120年に合わせた作品集を出版予定です。この新しい作品集と共に来年も参加することが目標です。



今回TABFに参加できたことで、今までの「見て楽しむ」角度が、様々な方に「見せる」立場の経験によって、考え方を広げることができました。ギャラリー5610を再開して25年。これまでに関わった展覧会に関係のある書籍と作家たち…モノを作ってきた軌跡に興味を持っていただくための課題を感じています。書籍出版物の未来に不安を抱いていたことが、「手に取り、紙をめくる」ことへの興味、様々な人、国、土地、地域…大きな視野を持って情報の交換ができる場、への感謝と感動に変り、その一端に携わるためには何ができるかを改めて考える機会となりました。