ギャラリー5610では、アジアの写真作家グループPhotographic Art Asia(略称:PAA)の展覧会を開催しています。

近年、写真表現は報道や記録の枠を超え、芸術としての在り方が再び注目されています。本展では10名の作家が、記録を超えた「芸術表現」という考えに立ち、それぞれのテーマや技法を通じて美術写真の可能性に挑戦しています。

お話を伺ってみないとわからない技法や創作にあたってのお話など、会場では作家のみなさんが説明してくださいますので、ぜひお聞きになってみてください。
19世紀の古典技法であるカーボンプリントやピクトリアリズム(絵画主義)の潮流の一つであるというオイルプリントの作品もご覧いただけます。

再生紙や、伊豆修善寺に伝わる伝統的和紙「修善寺紙」を使ったユニークな作品も。


印画紙の代わりに和紙を用い、プラチナパラジウムプリントを施した作品は日本画の襖や屏風絵のようです。
人間の意図が入っていない無垢の世界。

「光は何か」をテーマにモノクロームで表現された作品。

今年3月にAPPが台湾で開催されたSKM PHOTO フォトフェアに招待されたことがきっかけとなり、本展に参加することになったERR-ik(許愷中)さん。彼のシリーズ「42」は、映画やドラマのから42秒間のシーンを抽出し、長時間露光によって記憶と時間の重なりを一枚の抽象写真へと凝縮する作品です。新しい時代を牽引する若い才能を発掘し応援していくこともPAAの活動の一環です。
写真表現の奥深さを教えていただきました。展覧会は10月5日(日)までとなります。
Photographic Art Asia 2025展
2025年9月30日(火)~10月5日(日)
11:00AM~6:00PM
PAAのみなさん
安斎英明(Hideaki Anzai)
伊藤計一(Keiichi Ito)
許愷中(ERR-ik)
荻嶋留美(Rumi Ogishima)
春日広隆(Hirotaka Kasuga)
小嶋三樹(Miki Kojima)
角田直子(Naoko Tsunoda)
土居慶司(Keiji Doi)
Coju Hemmin
Wynn White
