ギャラリー5610では、渡名喜はるみ展を開催しています。
沖縄の伝統的な型染め「紅型」。南国の風土を思わせる模様と鮮やかな色使いが特徴の紅型の歴史は、琉球尚王朝の頃からと伝えられています。
渡名喜はるみさん。
渡名喜さんは、30歳を過ぎた頃から紅型の道を志し、東京より帰郷されます。(在京中はここ青山にもよくいらしていたそうです)
沖縄・城間紅型研究所で基本を学んだのちに独立されます。
以後、沖縄の自然と生活を題材に、透明感と美しい色彩が特徴の渡名喜さんの紅型は、多くの人々を魅了してきました。
会場では、古典紅型では扱われることのない題材でも、渡名喜さんの感性によって昇華されたユニークなデザインの作品がみられます。
ご自分の直感を大切に、それまでの様式に収まることなくチャレンジし続けられています。
レセプションパーティーでは、お着物をお召しのお客様も多く華やかな会場となりました。
展覧会は20日(月)までとなります。会期中、渡名喜さんは毎日在廊していらっしゃいます。●琉球紅型 渡名喜はるみ展4月20日(木)〜24日(月)12時〜18時(最終日は17時まで)