ギャラリー5610では「なかじましんや・こうじろうの おとんの絵展」を開催しています。

本展は、ギャラリー5610で開催されている「
パッケージ幸福論」のアートディレクターをされている中島信也さんのお父様(故・中島典人氏)の作品展です。


これらの作品は、昨年1月に亡くなられたお父様の書斎を中島さんが弟の浩二郎さんと片付けていたところ、重い座卓の下から大量に見つかったそうで、これまで原画をみたことがなかったという中島さんは「なんやこれは!おとんが描いたんか!」と大変驚いたそうです。

中島信也さんと奥様。

美大進学をご両親に反対され京都大学経済学部へ進学された典人氏。学生の頃からつけていたという当時の日記にはスケッチも多く見られます。
会場には、生まれ育った故郷八女の風景を題材にしたもの、その生活道具を細かく描いたものなど見ていて本当に楽しく、お父様のお人柄が伝わってきます。
日本で最初に兵馬俑を展示するためのプロジェクトにも携わっていらしたそうで、中国へ行かれることが多かったそうです。

作品はスパティオでも展示しています。
展覧会は明日までの開催です。
●なかじましんや・こうじろうの おとんの絵展
9月26日(木)まで
11:00〜18:00