ギャラリー5610では「かのめのめ展」を開催してます。
卒寿を迎えられ、回顧展ではなく新たな展開へと立ち向かうための起点として本展「かのめの目」展を企画された鹿目尚志先生。残念なことですが先生は、9月2日展覧会開催目前にご逝去されました。
亡くなる直線まで作品を作っていらしたそうです。会場では最新の作品もご覧頂けます。
ギャラリー、庭、スパティオの全てを使用し、鹿目先生のすべてをご覧いただける展示となっております。
テラスには、右から「のっぽ君 」「おしゃべりさん」「おさんぽ君 」。1996年の作品です。ガラス、鉄、布、アクリル、FRP…と、様々なマテリアルの作品が並びます。
ギャラリー横の小部屋では、8月26日の1日だけ、もてぎハローウッズの森で開催された「一日だけのかのめのめ展」の様子をビデオにてご覧頂けます。
第2会場のスパティオでは、立体作品をはじめ、先生の作品やインタビューなどが掲載された書籍の展示のほか、絵本を販売しています。
テーブルの上の書籍はお手にとってご覧頂けます。
絵・作ともに鹿目先生の絵本「ポッキーとトム」(福音館書店)。今年の4月11日にラジオでオンエアされた「ポッキーとトム」の朗読もお聞きいただけます。
「これは、"これまで"と"これから"の展覧会。もっともっと目を見開いて夢中になれるものを探していくためのひとつの区切り、新たな展開へと立ち向かうための起点です。皆さんの目で確かめていただけたら嬉しいです。」とメッセージをくださった鹿目先生。
9月16日(土)までの開催です。ぜひ、会場へ足をお運びください。
●かのめの目展
9月10日(日)〜9月16日(土)
11時~19時(最終日17時)
会場では、鹿目先生の「言葉の本」刊行にあたり、予約受付もしております。お申し込み用紙をダルマに投函してください。