須田郡司さんに続き、カレンダー紹介のお二人目は、作家の佐藤千穂さん(写真右)です。

9月にギャラリー5610で開催された展覧会でご記憶の方もいらっしゃると思います。北海道から、心地よい空気を作品と共に運んでくださいました。

もともと千穂さんのカレンダーづくりは、新しい年を迎えるにあたり、お世話になった方々へのお礼の品として版画のカレンダーを差し上げていたもので、版木づくりから刷りまで、千穂さんがすべて一人で行っていたそうです。千穂さんのご活躍に比例しファンの方々が増え、一人ではどうしても作れる範囲が限られてしまうということで、最近では印刷所にお願いして制作されています。そのお陰もあって、shopでも入手が可能になりました。(サイズ:約たて51cm×よこ18cm / オフセットプリント /アラベール160kg /¥3,600(税込))

毎月ひと作品ずつ、千穂さんの作品を身近に感じていただけます。須田郡司さんと同じく「4月」の作品をみてみると…。
タイトルは「船を出す」。この作品は9月の展覧会の際に展示されました。美しいカレンダーですので、ぜひ実際にご覧頂き、紙の風合いなどお確かめいただければと思います。12月25日まで、毎日OPEN!ご来場をお待ちしております。