「winter shop」カレンダー紹介（その1:須田郡司さん)

ギャラリー5610ショップに於いて「winter shop」を開催しています。

今年も残り１ヶ月程となりました。来年のカレンダーのご用意はお済みですか。shopでは、ギャラリー5610とご縁のある方々のカレンダーを販売しています。作家さんとギャラリーとの関係も合わせてご紹介していきます。

最初にご紹介するのは、フォトグラファー須田郡司さんの「巨石カレンダー」。

毎月、世界の巨石をお楽しみいただいます。中身をご紹介しますと…4月の巨石は「オーストラリアのデヴィルズ・マーブルズ」です。

『デヴィルズ・マーブルズは、広大な浅い谷に散在する巨大な花崗岩。アボリジニの言葉で「カール・カール(Karlu karllu）」（丸い巨石の意味）と呼ばれる聖地。アボリジニの部族の１つKaytetyeは、デヴィルズ・マーブルズの事を虹色の大蛇の卵と信じている』というように、各月の巨石についての説明もあります。

サイズ：210mm×210mm 28ページ/用紙：グランヌーボ スーパーホワイト135kg/中綴じ 冊子カレンダー　二十四節気、新月、上弦、満月、下弦あり/￥1,500（税込）



須田さんが巨石カレンダーを作りはじめて6年目となります。きっかけは東日本大震災だったそうです。震災２ヶ月後の東北被災地域を訪れ、神社や寺院、仮設住宅などを訪問しながら、何か自分にできることはないかと自問されたそうです。その結果、これまで撮影した巨石の写真を使ってカレンダーを作り、それを被災地域の方々に届けたいという思いになり、それから制作を始められたそうです。

現在、出雲にお住まいの須田さんですが、ご出身は群馬県沼田市。琉球大学を卒業後、雑誌カメラマンを経て独立され、各地に残る巨石文化・巨石信仰を取材し、各メディアでも多く取り上げられました。巨石写真家の第一人者としてご活躍中です。当ギャラリーでは、2008年の映画「Tibet Tibet（キムスンヨン監督）」上映に合わせて、須田さんのチベットの石の写真展を開催していただいたことがご縁となりました。

３０日（水）に須田郡司さんのトークショーを開催いたします！

石にまつわるお話や写真に触れられる最新の機会となります。お誘い合わせの上ぜひご来場ください！

●11月30日（水）トークショー「出雲の石の聖地」

出演：須田郡司（すだ・ぐんじ）フォトグラファー

時間：午後7時～８時まで

会場：ギャラリー5610 shop

参加費：￥500（カレンダー別売￥1,500）

要予約：yoyaku@deska.jp