「ネクタイとシャツ展」開催中です！

Gallery5610では有職組紐 道明×ジャスミン「ネクタイとシャツ展」が開催中です。

ジャスミンのシャツと道明のネクタイのコンビネーション。

東京・上野で300年以上に渡って組紐の伝統的な技法を守ってきた有職組紐 道明。飛鳥時代中国から渡ってきた組紐は、歴史上、宮廷装束、武士の鎧、刀の下緒、そして着物の帯締めと様々な用途に用いられてきました。組紐の説明をしてくださる道明氏。

組紐における「有職」とは、飛鳥、奈良時代から続く日本の組紐の伝統にのっとた技術で組紐を作ることを意味します。道明では伝統的な組を守りながらその延長線上で新しいことを試みる。それが「有職」に込められた思いだとおっしゃっていました。

こちらは厳島神社に伝わる平家納経の巻物に用いられた厳島組（いつくしまぐみ）という組方を応用したネクタイ。


安田組（あんだくみ）で作られた手結びタイプのボウタイ。


ジャスミンは、京都・祇園に店を構え、高品質な製品とオーナーの豊富な経験と知識により、さまざまな顧客のリクエストに答えてきました。
ジャスミンのシャツづくりは、バラバラに裁断された生地と生地、素材と素材をつなぎ合わせることからスタートするそうです。社会の心の傷と癒しをシャツで表現。着心地も追求した１点だけのシャツです。
展覧会は15日（日）までです。ネクタイとシャツ、そのいずれも共通するのは人間の手仕事によって作りものだということです。会場にあるすべてもものが、複製可能なものではない、職人の手によって一品一品作られた温かみのあるものだということをぜひ感じていただきたいとのこと。●有職組紐 道明×ジャスミン「ネクタイとシャツ展」〜2月15日（日）11:00〜18:00