ギャラリーでは、江戸時代から続く老舗、帯屋捨松さんの展覧会がはじまりました。
「てふてふ」というタイトルの通り、蝶をモチーフにした作品を多く展示しています。幅およそ31cmの帯は、B1、B2サイズというような普段ギャラリーで展示されている身近なサイズではありませんが、レイアウトし、額装されているため、グラフィックデザインの作品を見ているようです。
ピカソやマチスの作品からもインスピレーションを受け、先代がデザインしたという帯。(上段左2番目・下段右2番目はピカソの作品から/右上左の作品はマチスからだそうです)
他にも様々なデザインの帯が並びます。


捨松さんは帯に関する貴重な資料もお持ちだそうで、東京芸大の小山穂太郎教授の研究室の学生達が、織りの技術を学びに捨松さんに研修へいかれることもあるそうです。
着物をきない方でも、グラフィックデザインの展示としてご覧いただけますので、
ぜひおでかけください。
○帯屋捨松展「てふてふ」
~4月6日(土)まで
11:00~18:00