多摩美術大学大学院グラフィックデザイン研究領域 illustration Studies 修了制作展2013がスタートしました。
研究室を主宰されるのは、国内外でご活躍のグラフィックデザイナーの秋山孝教授。2000年に最初の修了生を出され、それ以降、イラストレーションの表現(作品)と研究の両輪を目的に、現在まで多くの学生達を輩出してきました。学外展は本展を含めると14回目を迎えるそうです。
昨日のオープニングでは、「私達のイラストレーションのゆくえ」と題した、秋山教授と修了生達によるギャラリートークが開催されました。
「これが最終授業ですね」と秋山孝教授。
普段の教室とは違う様子に、緊張気味の学生達。
今年の卒業生の6名のイラストレーショングループの研究テーマは、秋田浩介「漫画におけるユーモア表現」、内山咲子「メランコリックな要素を含むイラストレーション」、枝村雄二「コンセプトアート」、王芊蒨「陰陽に関するイラストレーションの研究」(トークショーは欠席)、中山信一「グラフィティイラストレーションの歴史と文化」、増井千晶「幻想的なイラストレーションの光と陰」。

各自作品について説明し、研究の成果を発表していきました。

矢継ぎ早に浴びせられる教授の質問にも、懸命に答えていました。

イラストレーション世界における各専門的な切り口で表現と研究を追求した成果は、今後、将来に向けての各自の指針となるでしょう」と、秋山教授。
修了生のみなさん、おめでとうございます!
展覧会は3月16日までの開催です。
お近くにお越しの際はぜひお立寄りください。
□多摩美術大学大学院グラフィックデザイン研究領域
illustration Studies 修了制作展 2013
~3月16日(土)まで
11:00-18:00(最終日は17:30まで)