ギャラリーでは、『Kuh金継ぎ教室から「あ・そ・び」』展が開催中です。
欠けたり傷ついてしまった大切な器を、もう一度蘇らせる技法「金継ぎ」。
伊藤和江さんが主宰される金継ぎ教室「Kuh」では、初心者にも扱いやすい合成漆を使用するなど、現代的な技法で教えてくださるそうです。
伊藤和江さん。
青山表参道にあった伝説の玄米料理店「Kuh」からひきつづき、「生活を豊かにする」プロジェクトを提案されています。食文化のインストラクター・コーディネーターとして幅広くご活躍中です。
麦、錆び漆で繕い、金粉を蒔いて修復された南蛮花入れ
貫入部分を厚盛で仕上げた湯呑。
「あそび」「自由」というテーマで、生徒さんたちのユニークな作品も並びます。
来年干支、蛇の巻き付いた盃。
パテで流れ星を作って欠けた部分を隠したグラス
飼い猫が壊してしまったという招き猫。色漆を使用して目立たない工夫がされています。
壊してしまった器でも、繕うことで想い出もつながっていきます。
会場では修復された器の販売も行っております。
13日(木)までの開催です。お近くにお越しの際はぜひお立寄ください。
□Kuh 金継ぎ教室から「あ・そ・び」展
12月7日(金)〜13日(木)
11:00〜17:00(日休/最終日は16時まで)