ニットの恋しい季節となりました。
ギャラリーでは、石井麻子・秋のニットアート展が開催中です。
タペストリーを中心に、石井さんの編みあげられたセーターやベスト、小物をはじめ、石井さんが主宰されるニットアートの教室
アンジュ・アカデミーの生徒さんの作品も交えて展示しております。
2003年、銀座・松屋での「グラフィカルニットアート展」の際に制作された1枚目のニットタペストリーからはじまり、この秋に20枚目のニット・タペストリー「ケルン」を完成させた石井さん。「ケルン」完成を記念して、小冊子「わが心のタペストリー」も刊行されました。こちらも会場にてご覧頂けます。
石井麻子さんとニット・タペストリー「ケルン」。213×163cmの大作です。
スタッフの方と共同で1ヶ月ほどで編み上げてしまうそうです。
3.11を想い、哀悼の気持ちを表したタペストリー「宙(そら)の天使たち」は、東京と京都の生徒さんと合同で今年の夏に制作されました。
大きさは185×195cm。105のパーツに分割して、最後に繋ぎ合わせるそうです。
石井さんがお住まいの京都と姉妹都市であるプラハのタペストリー
「ちいさな家」たち
手編みの楽しさ、色彩の美しさをご覧頂ける展覧会です。
今週土曜日までの開催ですので、ぜひお出かけください。
■石井麻子・秋のニットアート展
〜11月17日(土)
11:00〜18:00(最終日は17:00まで)