多摩美術大学大学院グラフィックデザイン領域
「イラストレーションスタディーズ修了制作展2012」が開催中です。
学生のみなさんは、もうすでに卒業式を終えられていらっしゃいますが、5610ギャラリーの歴史をよくご存知で、4月からの新たなステージ間近となったこの時期ですが修了展を開催する運びとなりました。
会場の壁面をすべてB全ポスターで埋め尽くした展示は圧巻です。ポスターの役割が時代の流れと共に希薄になってきていますが、やはりB全ポスターは良いものです。
日曜の初日には、オープニングパーティーが開催されました。
研究室を主宰されるのは、国内外でご活躍のグラフィックデザイナーの秋山孝さんです。
出品者のみなさんです。
郭 根守さん「反戦イラストレーションの表現に関する研究」
白 恩夏さん「動物福祉のイラストレーション」
金 旼志さん「幼児向けのフィクション絵本のおけるイラストレーション表現」
植木 沙菜さん「学習教材冊子における教育効果を上げるイラストレーションの表現について」
李 宗訓さん「イラストレーションにおける人間の意識と無意識の視覚化に関する研究」
神田 智哉さん「キッチュ(kitsch)が生み出す俗悪の美をめぐって
60年代における日本のアヴァンギャルド・ポスターとキッチュをめぐる考察」
鈴木 菜々さん「現代日本における美少年イラストレーションの研究」
大石 晃裕さん「炙り出しイラストレーション - イラストレーションにおける技法の研究」
新宅 和音さん「幻想怪奇文学の中の少女像」
柴 智善さん「日本の伝統を生かした現代的なイラストレーションの表現」
今週金曜日、30日までの開催です(Y)
□多摩美術大学大学院グラフィックデザイン研究領域
イラストレーションスタディーズ修了制作展2012
〜3月30日(金)
11:00〜18:00(最終日は17:30まで)