南スペインのフェレイローラ村と房州館山を行き来し、果樹園や畑をしながら、そこでの暮らしや景色をモチーフに、制作を続けていらっしゃるイシイタカシさんの展覧会が開催中です。
初日のオープニングパーティーでは、イシイ作品のファンの方はもちろんのこと、イシイさんの高校時代の同級生など、懐かしい方々がお見えになっていたようです。
開成高校から芸大という異色(?)の経歴を持つイシイさん。
同級生の方とイシイさん(左)
昨年は、120人分の特大パエージャでお客様をもてなしてくださったイシイさんでしたが、今年は、スライスしたての生ハムやオリーブ、スペイン、イタリア、ギリシャ各国のオリーブオイル、バケットにパテや、オイルサーディンとゆで卵、パプリカ、ハーブを載せたタパ(おつまみ)の数々がテーブルを彩ります。
生ハムをスライスしてくださったのは、スペインでの生活が長く、フラメンコの写真で有名な写真家の高瀬さん。
おすすめのシェリーや赤ワインもならび、まるで南スペインのバルにいるような、素敵な夜となりました。
本展では、今年は6月初旬から8月末までフェレイローラ村で制作された作品の中から、新作を混じえての展示となります。
会期中、イシイさんは毎日いらしておりますので、この機会にぜひお話されてみてはいかがでしょうか。(Y)
●第3回イシイタカシ情景画の世界
11月28日(月)まで
11:00〜18:00(日休)