寒中お見舞い申し上げます。
毎日寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、ギャラリー5610では「ロナルド・クライン展」が開催中です。
アメリカのグラフィックデザイナーロナルド・クライン(1925-2006)が、フォークウェイズレコードのために手がけた500点あまりのレコードジャケットのうち、約100点を展示しています。
デザインはもちろん、音楽に興味のある方にもお楽しみいただけると思います。(先日、FMラジオでピーター・バラカンさんに本展をご紹介していただきました!)
作品を所蔵するメルボルンのギャラリー、ザ・ナロウズのディレクターウォレン・テイラー氏。
ご自身もデザイナーでいらっしゃいます。
19日に行われた、テイラー氏のギャラリートークでは、ロナルド・クラインの仕事やどのような人だったかということだけでなく、メルボルンにある彼のギャラリーの様子なども紹介してくださいました。
ロナルド・クライン展は、2月8日(火)までの開催です。
日本では滅多にない機会ですので、どうぞお見逃しなく。(Y)
ポスターの図版は、"Highlights of Vortex"
1959年につくられた "Electronic Experiments and Music"(電気実験と音楽)というサブタイトルのついたレコードジャケットです。
●発売中の雑誌「アイデア」344号(誠文堂新光社)に、ロナルド・クラインの特集が組まれています